やっぱ目線やわ!「鈴鹿サーキット交通教育センター」#48

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2015年3月6日(木)、
少人数制の「2nd中級スポーティライドチャレンジコース」に参加しました。

このレッスンはインストラクター1人に対し、
受講生の定員が8人という少人数制で行われます。

今回の目的は、普段は土曜日のレッスンに参加しているため、
日曜日シフトのインストラクターさんの指導を受けられたらいいな。

結果、日曜シフトのインストラクターさんのレッスンを受講できました。

今までの指摘や、その改善方法が見えてきたいいレッスンになりました。

オリエンテーション

いつものように、オリエンテーションからスタート。
2階の部屋に集まったのは、8人の受講生。

そのうち1人は常連の方でしたが、他のメンバーは初対面の方々。
また、スポーティーライドお初の方が1名いました。

このメンバーで本日のレッスンが進行します。

流れはいつもと同じく、

  1. オリエンテーション
  2. ウォーミングアップ
  3. ブレーキ・ターン
  4. パイロンスラローム
  5. コーススラローム

今日の目標は、5m幅でターンができるようになること
これはインストラクターさんが設定した課題です。

ウォーミングアップ

今日もCB400SFで走ります。
まずはエア圧を調整し、先頭に並びます。

外周を走りながら車両チェック!
そうそう、このインストラクターさんのウォーミングアップは速かった!

初めての3rdテクニカルライドのとき、ウェットパッチが残る中、すごい勢いで走り出したことを。

それに比べれば、今日はゆっくりですが。

ウォーミングアップが終わると、S字走行で体をほぐします。

しかし、今日はウェアを間違えた……。

寒い。体が温まらん。

何回か止まって丁寧な説明を受けるたびに、どんどん体が冷えていく。
でも、この丁寧な指導が受けられるのも、少人数制ならでは。

寒さに耐えながらも、必死に聞き入ります。

リーンイン、リーンウィズ、リーンアウト

3つのリーンポジションで走る練習。
正直、これがちょっと苦手。

そもそも私は、このリーンをあまり意識したことがありません。
バイクを動かすために重心は意識していますが、
「上半身の位置ありきのリーン」という考え方はしていません。

リーンインリーンウィズは、あくまで結果と思っています。
自分がどのリーンで乗っているのかと聞かれても、正直よく分かりません。

とりあえず、イン側を意識することだけは心がけています。

ブレーキング & ターン

連続ブレーキと目標制動です。

連続ブレーキ

連続ブレーキの練習は、久しぶりかも。
なんだか、やたらとリアブレーキのABSが作動する。

前回のレッスンでは、リアブレーキのパッドが新品だったから、
思いっきり踏んでもABSが効かなかった(笑)。

ただ、そのときはリアブレーキのコントロールが絶妙で、
その感覚で踏んでいるのかな?

修正、修正。

ターン

やっぱり、リアブレーキが強すぎるみたい。

ターンの進入でふらついてしまい、
バイクをしっかり倒せず、オーバーランを連発

「ターンが終わったら、しっかり加速するように」
とインストラクターさんから指導を受ける。

このアドバイスが、後々とても重要だと気づくことになるとは……。

しかし、この時点では体も温まらず、
消化不良のまま午前中が終了。

お昼休み

サーキット散歩しようかなとおもったんですが、
週末がSUPER FORMULAの開幕戦の準備で、散歩できませんでした。

残念。

パイロンスラローム

今日は奥のブレーキコースでスラローム。
内容は、直線パイロンスラロームが2カ所、オフセットスラローム、そして8の字

直パイは3速ギアで体力温存。
オフセットではしっかり走り込む。

ようやくブレーキの修正もできてきたようで、
バイクを寝かせながらでも、しっかりフロントブレーキを握れるように。

今日のリヤブレーキは、そっと触れる程度でOK!

8の字では、左右のバランスを確認しながら、オフセットスラロームを繰り返す。

すると、インストラクターから指摘が入る。

メイン
メイン

ゴールはターンの終わりじゃなくて、加速するまで

8の字でいうと、ちょうど真ん中付近
そこに目線を置いて走るようにとのこと。

しかし、正直先にそこを意識してしまうと、ターンのラインがバラついてしまい、
パイロンに寄れなくなる。

ただ、8の字の中間点を過ぎるまでに次のターンへのアクションを早く始められる

オフセットスラロームでも同じで、
次のターンに対するアクションを早めにできる分、飛び込みに余裕ができる。
ただし、ターンのラインをしっかり見れていないせいか、パイロンから少し離れ気味。

このとき気づいた。

今まで恐る恐るやっていた寝かしながらのブレーキングが、思ったより余裕でできている。

コーススラローム

今回は、後半のレイアウトがかなり個性的。
一定の速度で回り込むターンもあり、バリエーションが豊富なコース。

ゴール直前には5m幅の狭い右ターン
ただ、このターンは入り口がそれほどきつくないため、意外と難しくはなかった。

8人で走っていたこともあり、ほぼノンストップで走行。
かなり走り込むことができた。

そして、インストラクターさんの追走
やはり目線の指導が入る。

最後の最後に、
インストラクターさんが「追っかけてきて」と。

必死に食らいつくも、ズルズルと離されて終了

ターンの侵入は問題なし。
しかし、立ち上がりから切り返しで差が開くのを痛感。

メイン
メイン

ターンの侵入はいいんですが、切り返しで離れますよね。

目線が手前すぎるため、ターンの終わりで次に意識を切り替えても、
その時にはすでに速度が落ちすぎている

今までのレッスンでも「スピードを落としすぎ」と言われていのは、
それはターンの終わりを一つの区切りとしてしまっていたから
その結果、ターンごとに止まってしまっている!

気づいてしまった!

まとめ

ターンの侵入から立ち上がりの加速までをひとつの流れとして考えられれば、
必要以上にスピードを落とさずに済むのでは?

レッスン後の、インストラクターさんと話していて、
そう感じた。

以前、スキーをしていたときの同じような経験を思い出した。

最初は、ターンの終わりでマキシマムに踏み込んでスピードをコントロールしていたのを、
あるきっかけで、ターンが一番膨らむポイント(スキー板が真下を向くタイミング)をマキシマムにすると、
スムーズなターンにつながる
ことに気づいた。

その感覚をつかんでからは、スキーを先に送り出すとか、
そのタイミングで加速するといった周りのアドバイスが、
自然と理解できるようになったのを思い出した。

フロントタイヤを転がす感覚が、まだ完全にはわからないけど、
スキーを送り出す感覚に似ているのかもしれない。

次回は、このあたりを意識して走ってみようっと。

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