2025年11月1日(土)
「2nd中級スポーティライドチャレンジコース」に参加してきました。
季節が一気に変わって、どんな格好で乗るか悩む時期ですね。
ツーリングじゃないから、走り込みが多いと、かなり汗かくんですよ。
ここに来る前に予約状況を見たら、キャンセル待ちが出てて、久々の満員御礼!
あまり走れなさそうな日だったので、今日はちょっと暖かめの装備で正解かも。
オリエンテーション
今日のインストラクターさんは若手が担当。
サブには、もうベテランの域に入ってる心強い方がついてくれました。
この方、いつも的確なアドバイスをくれるんですよね。
趣味でスキーをやっている方なので、感覚が似てるのかもしれません。
今回も期待大です。
参加メンバーは定員いっぱいの22名。
2nd初参加が2名。
顔見知りの人は……少ないな。2〜3名くらいでしょうか?
今回のメンバー、どのくらいのレベルなんだろう?
レッスン構成
ウォーミングアップ
準備中に、よくご一緒する常連さん
(しかもこのブログの貴重な読者さん!)から、
悪魔の誘いが。
常:「今日、CB1100RS乗りません?ご一緒に」
常:「最近、CB400SF慣れすぎて、力ずくでバイク振り回すじゃないですかぁ。」
常:「重いバイクで、正しい操作を思い出しませんか?」
私:「そのうち乗ろうとは思ってたんですよ。」
私:「今日、人も多いし、そんなに走り込めないからいいかも!」
※会話はちょっと盛ってます(笑)
ということで、CB1100RSに乗ることになりました。
体操が終わってガレージに向かう途中、インストラクターさんに
「私たち、今日CB1100RSに変えます!」
「初めてなんで、よろしくお願いします!」
と、一応伝えておきました。
CB400SFのときは、乗るバイクがある程度決まってたんですが、
CB1100RSはどれがいいのか……ちょっと迷う。
ただ、CB400SFほど酷使された個体は少なそう。
とりあえず、サッと見て号車が一番大きい15号車を選択。
フロントタイヤもそこそこ育ってて、いい感じです。
さて、決めたバイクをガレージから出そうとした瞬間――
重い^^;
やばい、愛車が1200ccだからって油断してた。
早くも後悔してるかも。
私:「重い!」
常:「250kg以上ですよ」
……人生最重量のバイクを押して、なんとか待機場へ並べました。
サブの方にも、
私:「今日、1100初めてなんで」
サブ:「えっ?持ってませんでしたっけ。」
ウォーミングアップ走行
クラッチは油圧式なので、CB400SFよりも軽い。
これはちょっと嬉しいポイント。
でも……セルフステアがめちゃくちゃ強い!
CB400SFよりグイグイ切れ込んでくる感じ。
タイヤはそこまで減ってないし、これはたぶんポジションが悪いんだと思う。
これも、前にサブのインストラクターさんから教わった。
バイクが思ったように動かないときは、乗り手が悪いって。
S字コース
このままS字コースでウォーミングアップ。
体をしっかりひねると、ハンドルの切れ込みは少しマシになる感じ。
でも、ターンの後半になるとガンガン切れ込んでくる。
ギヤも一段低くて、CB400SFなら3速のところを、このバイクでは2速。
リヤブレーキをちょっと引きずる感じで走る。
……あかん。
バイクがデカくてビビって、いつもの動きが全然できてない。
ブレーキング
ウォーミングアップが終わって、そのままブレーキング練習へ。
連続ブレーキ
久しぶりに、連続ブレーキの練習です。
10km/h ↔ 40km/h を繰り返します。
このバイク、ブレーキがめちゃくちゃ安定してて、
CB400SFほど力を入れなくても大丈夫。
ニーグリップもしやすいのかもしれません。
目標ブレーキ
これも、めちゃくちゃ楽。
ビッタリ!と、狙ったところに止められます。
いつもブレーキ練習の後は右腕の筋がパンパンになるんですが、
今回は全く腕が痛くありません。
ターン
ターン練習の前の休憩で、
私:「めちゃくちゃ切れ込んできません?」
常:「セルフステア強いです(笑)」
Jターン
今日は満員御礼なので、あまり走り込めないかも。
下見走行で走った感じ、ターンは1速ギヤっぽい。
……やだな、1速ギヤ。
しっかりブレーキをかけて侵入するまではいい感じ。
ただ、ターン後半のバイクの動きに乗り切れません。
もっと小さく回ろうとするバイクについていけない感じです。
この動きを邪魔しないように、自分も乗っていかないと…。
でも、加速のギクシャクはなし。
このバイクの1速ギヤは問題なさそうです。
左右ターンの練習をしましたが、午前中はバイクに慣れるのがやっと、という感じでした。
パイロンスラローム
午後からは、バイクを振り回していくんですが、
直線パイロンスラロームは不安しかありません。
今回はパート練習もなし。
人数が多いからでしょうね。
でも、8の字はありました。
直線パイロンスラローム
いつものクセで、3速ギヤまで一気に上げたらエンスト。
何もなかったかのように、走りながらエンジンをかけ直し
2速ギヤで再スタート。
動きは重いけど、直線パイロンスラローム自体はやりやすい感じです!
オフセットスラローム
今回のオフセットスラロームの間隔は、1stと同じ10m。
傾けながらブレーキ練習をしてほしい、という意図らしいです。
慣れないバイクなので、これはありがたい。
下見走行では2速ギヤでも走れなくはなかったけど、
エンストしそうだったので、ここもやっぱり1速ギヤっぽいです。
最近覚えかけているジグザグ走行をやってみます。
1速ギヤでアクセル全開すると、気持ちいい加速!
でもお約束のように、オーバーラン(笑)
何回か走ったところで、コース外から誰かがダッシュしてきて大きな声で、
「ターンと同時にブレーキ!」
だれかと思えば、今日は全体サポートに入っている、
スーパーサブのインストラクターさんではありませんか!
あ、そうだった……
ターン開始と同時にブレーキやるんだった!
直線でブレーキして曲げようとしてたの、間違いでした。
あ、そうだった…
ターン開始と同時に、ブレーキやった!
直線でブレーキして曲げるんじゃなかった!
ランダムオフセット
ここも、全部1速ギヤで走行。
バイクを傾けると同時にブレーキすると、いい感じに曲がれます。
……今までのこと、全部忘れてたなぁ。
スピードを落としてからターンに入るんじゃなくて、
我慢してターンと同時にガツンとブレーキする。
そうすればうまくいくんだと、改めて実感です。
8の字
だいたい8の字を走るときは、左右の確認やターンの仕上げの確認が目的なんですよね。
コース一周目で、すぐに今日のバイクと自分の感覚をチェックしたんですが、
やっぱり右ターンの後半はぎこちない。
バイクに慣れていないのもあって、ターンの入口をあまり小さくできない。
ターン出口も、バイクは曲がろうとしてるのに、それに乗り込めない感じ。
レッスン後半、8の字で確認するころには、
スーパーサブのアシストもあって、オフセットでターンがコンパクトにできてきた感じ。
おかげで8の字の侵入も、少しコンパクトにできるようになりました。
サブのインストラクターから目線と腕を伸ばすアドバイスをもらって、
サブ:「アドバイスするところがなくなってきた」
って言わせちゃいました!
サブ:「いま一番楽しいでしょ」
私:「めちゃサイコー!」
コーススラローム
今回のコースは、まあまあくねくね系。
下見をゆっくり走ったとき、2速でエンストしそうになったので、
「このバイクは1速で走るのかな?」と思いました。
私:「このバイクは何速で走るの?」
インストラクター:「1速で走る方が多いかな?。2速でも走れますよ」
とりあえず1速で走ってみたんですが、
速度が出る場所では、傾けながらアクセルを戻すと滑る!怖い〜。
……あかん、面白くない。
サブインストラクターさんのアドバイス
5周ほど走ったところで、サブのインストラクターさんが後ろにつきました。
サブ:「1速ギヤの加速とエンジンブレーキと戦ってますね。」
私:「楽しくないです。」
サブ:「1速で走りたいんですか?」
私:「えっ?このバイクは1速じゃないんですか?」
サブ:「2速でも走れますよ。」
そうなんだ。
とりあえず、全部2速ギヤで流してみたら、
CB400SFでも減速しすぎてしまうような深いターンでも、
エンブレがほとんどなくて、スルスルって感じで曲がれちゃう。
これ、気持ちいい♪
ただ、スタート直後のS字がちょっとダルいので、
ここは1速ギヤで走り、S字が3つ終わって左に曲がりながら加速する瞬間に2速にチェンジ。
後半はそのまま2速で走ります。
サブ:「前半のS字は、もっと突っ込んでいいですよ」
「S字じゃなくて、N字のイメージで」
確かに、すべてのターンでもっと奥まで突っ込める。
ターンと同時にブレーキで行けそう。
CB400SFよりブレーキの不安がない感じ。
楽しくなってきたところで、レッスン終了!
フロントタイヤ交換となりました。
バイク重いから、フロントタイヤ負担がでかいのかな?
インストラクター:「お二人とも、今日が初めてのバイクとは思えないくらい乗ってましたね」
嬉しい言葉です。
まとめ
もしかしたら、CB400SFよりCB1100RSのほうがいいかも。
ブレーキはよく効くのに、握力はほとんど消耗しない。
次回も、このバイクにしようかな。
あ、そういえば乗りはじめのときの切れ込みはなくなったな。
やっぱポジションだな。
天然温泉 THE SPA
レッスン後、常連さんと温泉で反省会しました。



