ターンの課題を改めて実感した一日 – レッスン53

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2015年7月12日(土)

「2nd中級スポーティライドチャレンジコース」に参加してきました。

この日は交通量が少なく、予定より早めに到着。
駐車場では、常連さんと軽く会釈を交わします。

とりあえず中に入り、荷物を置いて席を確保。
ジャージに着替え、スタートまでの時間はのんびりモード。
空にはいい感じの雲が広がっていて、暑すぎず走りやすそうな気配です。

今日は1stクラスも同時開催されていて、受付は少し混雑気味。
10分前になったので、オリエンテーション会場へと移動します。

オリエンテーション

開始10分前、オリエンテーション会場に降りてみると――
誰もいない。

でも、荷物はすでに少し置かれていて、場所は合ってるはず。
そこへ、駐車場で会った常連さんがやってきて、

「…あれ?」

ホワイトボードを見ると、インストラクターの名前は1人だけ。
この時点で、「あ、今日は参加者少なめかも」。

実際、集まったのは7人だけ。

顔ぶれは――

  • 圧倒的な安定感のある常連ご夫婦
  • 駐車場で会った超うまライダーさん
  • たまに見かける、小柄だけど力強い走りの女性
  • 常連さんで、このブログを読んでくれている方!
  • おそらく久々参加の方
  • そして私。

この知った顔の方々は全員3rdクラスの常連さんばかりで、
久しぶり参加の方には少し申し訳ないような気もしました。

インストラクターは、経験豊富すぎるほどの大ベテラン。
この時点で、「今日はちょっと普通のスポーティーライドとは違うぞ…」という気配がひしひし(笑)

レッスン構成

準備とウォーミングアップ

前回のレッスンから、ライディングパンツはアディダスのジャージにチェンジ。
これが本当に快適で、動きやすさ抜群です。

バイクはいつものCB400SF。
今日は、一番ガレージから出しやすかった「25号車」を選びました。

空気圧をチェックし、バイクを並べて準備完了。
準備が整ったら、早速ウォーミングアップへ!

ウォーミングアップ走行

まずは車両チェックをメインに、そこそこのスピードで走り始めました。

ただ、久しぶりに参加する方が少し遅れ気味。
インストラクターさんはここでライダーのレベルを見極めているんだと思います。たぶん。
もし私が2ndクラス初参加だったら、絶対に付いていけていませんね。


車両に問題がないことを確認したあとは、体を使ってバイクを曲げる感覚を意識します。

後半になるとペースが上がり、最後はフロントブレーキも軽く使う場面が。
その時、あれ?フロントブレーキが硬い!
スピードコントロール程度なら問題ないのですが、制動目的で使うと止まらない感じです。

25号車……そういえば前にも同じことが。

「回り込むターンが多いなぁ」と思っていたら、ウォーミングアップ終了後に、
「切り返しでバイクが立っている時間が長い」と指摘が。
しかも前を走りながら、しっかり観察されていました。

ブレーキング

今回のブレーキ練習は「目標制動」のみ。
参加者7人に合わせてコースはコンパクトに設定され、ぐるぐると繰り返し走り込みます。

しかし、フロントブレーキの効きの悪さにうまくアジャストできず、ついリヤブレーキを強めにかけてしまう場面も。
それでも最後には、なんとか感覚を合わせることができたかな。

ターン

いつもなら左右それぞれのターン練習コースがありますが、
今回はひとつの蛇行したコースで構成。

内容はというと――
直線、左ターン、直線、右ターン、直線、左ターン、直線。
幅はおそらく4mほど。

まさに今の自分にとっての重点課題、「ターン」の練習にぴったり。
特に、ターンの頂点を過ぎたあとの“加減速できずに待ってしまう”現象をなんとかしたい。

前回、「もっとスピードを落としていい」というアドバイスをいただいたので、今回はそれを早速試してみました。

思い返せば、以前にも(どのレッスンだったか忘れましたが)
このレイアウトを走ったことがあり、ギリギリでなんとか回れていた記憶があります。
そのときと比べて、自分の成長を実感できる場面でもありました。

今回は気持ちよく走れています。

しっかりブレーキを残しながらバイクを回し込み、向きを変える。
ブレーキのリリースもじんわり丁寧に。
狙い通り、いい感じにパイロンの裏へ進入できています。

これはもう、2ndクラスというより2.5クラスですね(笑)

パイロンスラローム

8の字

パイロンスラロームの前に、まずは8の字を全員で。
今回は参加者が少人数ということもあり、全員8の字という展開に。

オフセットコース全体を使い、それぞれが途切れることなく8の字を描き続けます。

最近は、この8の字がけっこう気持ちよく走れていて、
「あ、今日はいい感じかも」と思っていたところに──

「スピード落ちすぎ」と。

さらにアドバイスが続きます。
ブレーキを全体的に遅らせて、もっと奥で一番遅くなるように

そうなんですよね。そうなんです。

パイロンスラローム

本題となるコースは、

  • 直線パイロンスラローム
  • ランダムスラローム

この2種類が用意されていました。

それぞれ自由にパート練習OKとのことで、全員バラけてスタート。
短めの直線スラロームには1人、残りはみんなランダムスラロームへ向かいます。

私はというと、まずは長い直線パイロンスラロームを数回。
そのあと、残りの時間はランダムスラロームへ移動して、みっちり走り込みました。

ランダムスラローム

「2つ先のターンを見る」で、気持ちよく走ります。

しばらくすると、インストラクターさんがやってきて、後ろにつきます。
走り終わって、なにか言ってくれるのかと思っていたら、
「ついてきて」と言って、前を走ります。

ズルズルと離されていきます。

「つま先、何回擦りました?」

「擦ってません」

「私は、4回擦りました」

――そう、これが今回の一番のアドバイスです。

私は、バンク角が浅いのです。

コーススラローム

いつものスポーティーにしては、少しターンの数が多いレイアウト。
7人という少人数なので、休憩なしでどんどん走り続けます。

今回のメンバーの中では、自分は6位あたり。
いやもう、みんなうまい。

たまに前を走る方の後ろについてスタートすることもあるのですが、
ターンの入口からすでに差がつき始めます。

そもそも「飛び込み」が遅いんですよね。
飛び込みが遅い → バイクが立っている → 向きが変わらない。
…という流れになっているんだと思います。

またひとつ、大きな課題を見つけました。

やめられませんね、バイク(笑)

今回のまとめ

気づけば、バイクの傾きをあまり意識しなくなっていました。
それよりも「向きを変える」ことばかりに集中していたように思います。

インストラクターさんとも話しましたが、やはり「傾ける」が最初。
そこを抜かしては成り立たない。

ただし、「傾ける」だけを意識するのも違う気がします。
傾ける・曲げるの両方を、バランスよく意識できる方法を考えていく必要があります。

――やはり、バイクはやめられません。

おまけ

レッスン後は、常連さんと一緒に鈴鹿サーキットホテルの天然温泉「THE SPA」へ。
汗をかいた体を温泉で癒して、最高のリフレッシュになりました!

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