2015年7月12日(土)
「2nd中級スポーティライドチャレンジコース」に参加してきました。
この日は交通量が少なく、予定より早めに到着。
駐車場では、常連さんと軽く会釈を交わします。
とりあえず中に入り、荷物を置いて席を確保。
ジャージに着替え、スタートまでの時間はのんびりモード。
空にはいい感じの雲が広がっていて、暑すぎず走りやすそうな気配です。
今日は1stクラスも同時開催されていて、受付は少し混雑気味。
10分前になったので、オリエンテーション会場へと移動します。

オリエンテーション
開始10分前、オリエンテーション会場に降りてみると――
誰もいない。
でも、荷物はすでに少し置かれていて、場所は合ってるはず。
そこへ、駐車場で会った常連さんがやってきて、
「…あれ?」
ホワイトボードを見ると、インストラクターの名前は1人だけ。
この時点で、「あ、今日は参加者少なめかも」。
実際、集まったのは7人だけ。
顔ぶれは――
- 圧倒的な安定感のある常連ご夫婦
- 駐車場で会った超うまライダーさん
- たまに見かける、小柄だけど力強い走りの女性
- 常連さんで、このブログを読んでくれている方!
- おそらく久々参加の方
- そして私。
この知った顔の方々は全員3rdクラスの常連さんばかりで、
久しぶり参加の方には少し申し訳ないような気もしました。
インストラクターは、経験豊富すぎるほどの大ベテラン。
この時点で、「今日はちょっと普通のスポーティーライドとは違うぞ…」という気配がひしひし(笑)
レッスン構成
準備とウォーミングアップ
前回のレッスンから、ライディングパンツはアディダスのジャージにチェンジ。
これが本当に快適で、動きやすさ抜群です。
バイクはいつものCB400SF。
今日は、一番ガレージから出しやすかった「25号車」を選びました。
空気圧をチェックし、バイクを並べて準備完了。
準備が整ったら、早速ウォーミングアップへ!
ウォーミングアップ走行
まずは車両チェックをメインに、そこそこのスピードで走り始めました。
ただ、久しぶりに参加する方が少し遅れ気味。
インストラクターさんはここでライダーのレベルを見極めているんだと思います。たぶん。
もし私が2ndクラス初参加だったら、絶対に付いていけていませんね。
車両に問題がないことを確認したあとは、体を使ってバイクを曲げる感覚を意識します。
後半になるとペースが上がり、最後はフロントブレーキも軽く使う場面が。
その時、あれ?フロントブレーキが硬い!
スピードコントロール程度なら問題ないのですが、制動目的で使うと止まらない感じです。
25号車……そういえば前にも同じことが。
「回り込むターンが多いなぁ」と思っていたら、ウォーミングアップ終了後に、
「切り返しでバイクが立っている時間が長い」と指摘が。
しかも前を走りながら、しっかり観察されていました。
ブレーキング
今回のブレーキ練習は「目標制動」のみ。
参加者7人に合わせてコースはコンパクトに設定され、ぐるぐると繰り返し走り込みます。
しかし、フロントブレーキの効きの悪さにうまくアジャストできず、ついリヤブレーキを強めにかけてしまう場面も。
それでも最後には、なんとか感覚を合わせることができたかな。
ターン
いつもなら左右それぞれのターン練習コースがありますが、
今回はひとつの蛇行したコースで構成。
内容はというと――
直線、左ターン、直線、右ターン、直線、左ターン、直線。
幅はおそらく4mほど。
まさに今の自分にとっての重点課題、「ターン」の練習にぴったり。
特に、ターンの頂点を過ぎたあとの“加減速できずに待ってしまう”現象をなんとかしたい。
前回、「もっとスピードを落としていい」というアドバイスをいただいたので、今回はそれを早速試してみました。
思い返せば、以前にも(どのレッスンだったか忘れましたが)
このレイアウトを走ったことがあり、ギリギリでなんとか回れていた記憶があります。
そのときと比べて、自分の成長を実感できる場面でもありました。
今回は気持ちよく走れています。
しっかりブレーキを残しながらバイクを回し込み、向きを変える。
ブレーキのリリースもじんわり丁寧に。
狙い通り、いい感じにパイロンの裏へ進入できています。
これはもう、2ndクラスというより2.5クラスですね(笑)
パイロンスラローム
8の字
パイロンスラロームの前に、まずは8の字を全員で。
今回は参加者が少人数ということもあり、全員8の字という展開に。
オフセットコース全体を使い、それぞれが途切れることなく8の字を描き続けます。
最近は、この8の字がけっこう気持ちよく走れていて、
「あ、今日はいい感じかも」と思っていたところに──
「スピード落ちすぎ」と。
さらにアドバイスが続きます。
「ブレーキを全体的に遅らせて、もっと奥で一番遅くなるように」
そうなんですよね。そうなんです。
パイロンスラローム
本題となるコースは、
- 直線パイロンスラローム
- ランダムスラローム
この2種類が用意されていました。
それぞれ自由にパート練習OKとのことで、全員バラけてスタート。
短めの直線スラロームには1人、残りはみんなランダムスラロームへ向かいます。
私はというと、まずは長い直線パイロンスラロームを数回。
そのあと、残りの時間はランダムスラロームへ移動して、みっちり走り込みました。
ランダムスラローム
「2つ先のターンを見る」で、気持ちよく走ります。
しばらくすると、インストラクターさんがやってきて、後ろにつきます。
走り終わって、なにか言ってくれるのかと思っていたら、
「ついてきて」と言って、前を走ります。
ズルズルと離されていきます。
「つま先、何回擦りました?」
「擦ってません」
「私は、4回擦りました」
――そう、これが今回の一番のアドバイスです。
私は、バンク角が浅いのです。
コーススラローム
いつものスポーティーにしては、少しターンの数が多いレイアウト。
7人という少人数なので、休憩なしでどんどん走り続けます。
今回のメンバーの中では、自分は6位あたり。
いやもう、みんなうまい。
たまに前を走る方の後ろについてスタートすることもあるのですが、
ターンの入口からすでに差がつき始めます。
そもそも「飛び込み」が遅いんですよね。
飛び込みが遅い → バイクが立っている → 向きが変わらない。
…という流れになっているんだと思います。
またひとつ、大きな課題を見つけました。
やめられませんね、バイク(笑)
今回のまとめ
気づけば、バイクの傾きをあまり意識しなくなっていました。
それよりも「向きを変える」ことばかりに集中していたように思います。
インストラクターさんとも話しましたが、やはり「傾ける」が最初。
そこを抜かしては成り立たない。
ただし、「傾ける」だけを意識するのも違う気がします。
傾ける・曲げるの両方を、バランスよく意識できる方法を考えていく必要があります。
――やはり、バイクはやめられません。
おまけ
レッスン後は、常連さんと一緒に鈴鹿サーキットホテルの天然温泉「THE SPA」へ。
汗をかいた体を温泉で癒して、最高のリフレッシュになりました!
