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ウォーミングアップの重要性

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バイクレッスンも4年目に突入しました。

50歳を過ぎても成長中と実感しています。

まだまだ人に教えるほどの技術はありませんが、
これまでの経験や気づきを少しずつ書き留めていこうと思います。

何度かに分けて、連載形式でお届けできればと考えています。

第1回目は、「ウォーミングアップの重要性」

これは、前回前々回のレッスンで、ウォーミングアップの重要性に気づきました。

なぜウォーミングアップが必要なのか

バイクに乗る前には、まずストレッチや軽い運動で筋肉をほぐすことが大切です。

これにより、体が柔軟になり、バイクの操作にスムーズに対応できる準備が整います。

体のウォーミングアップは、多くの方が理解していることだと思います。

これから書くウォーミングアップは、体だけでなくバイクとのウォーミングアップです。

特に普段乗り慣れていないバイクを借りる場合、
ウォーミングアップの重要性はさらに高まります。

バイクごとにクラッチの重さやブレーキの効き具合、
アクセルの反応などが微妙に異なるため、最初に操作感を掴んでおくことが不可欠です。

こうした違いを事前に確認しておくことで、レッスン中の操作がスムーズに進みます。

ウォーミングアップをしっかり行うことで、体とバイクが一体となり、
ターンやブレーキングなどの繊細な操作にも素早く対応できるようになるはずです。

体が固くなっていると反応が遅れてしまうため、
事故防止の観点からもウォーミングアップは欠かせません。

実際のウォーミングアップ

STECでのウォーミングアップは、外周を走り、
車両に異常がないかを確かめるところから始まります。

ブレーキの効き具合、アクセルのつき具合、
そして大きく左右にバイクを振ってハンドリングに異常がないかチェックします。

一度止まって車両に問題がなければ、
S字コースで本格的なウォーミングアップに入ります。

だいたい毎回、これがウォーミングアップの大まかな流れです。

私流のウォーミングアップ

外周を走りながら操作感を確認

まず車両確認のために外周走行。

アクセルや前後のブレーキの感触を確認することから始めます。
特にアクセルの反応やブレーキの効き具合はバイクごとに微妙に異なります。

この段階でしっかりと確認しておくことで、
その後のレッスンで予期せぬ動きがあっても対応できるようになるかな?

ブレーキの感触が思ったより強かったり、
アクセルの反応が敏感すぎると感じた場合は、
丁寧に操作しながら徐々に慣れていくきます。

次に、外周コースに置かれた数本のパイロンを飛ばしながら、
左右のターンがあるはずです。

ここでは、パイロンを直線的に通過するのではなく、
できるだけパイロンから離れるようにコース幅を広く使い、
しっかりとバイクを回し込むこみます。

私は、ギアは3速に固定し、加減速せず、体の動きだけでバイクを操作します。
バイクをコントロールするためには、体の先行動作が非常に重要です。
うまく回し込めないときは、体がほぼバイクの内側に入っていないため、
体を先に内側に入れる意識を持ちます。

これで、ほぼバイクが回し込めるようなります。

S字コース

次は、S字コースを使った本格的なウォーミングアップが始まるはず。

ここでは左右の回し込みをより強く意識しながら、バイクをスムーズに倒していきます。
ここでもギアは3速に固定し、ブレーキは使いません。

特に、この段階ではニーグリップが非常に重要です。
外側の足の付け根を使ってタンクをしっかりと引っ掛け、バイクを倒し込みます。

S字コースでは、ターンの大きさを調整することが重要です。

ターンが思ったよりも大きくなってしまう場合、
体が前寄りになっている可能性があります。

この場合、ターンの侵入前に
体をイン側(コーナーの内側)に入れることを意識しつつ、
さらに体を後ろに引くことで、バイクが自然に小さく回り込みます。

片手運転で上半身のリラックスを確認

次は、片手運転に挑戦します。

片手運転をすることで、上半身に余分な力が入っていないかを確認できます。

もし腕や肩に力が入りすぎていると、
片手運転に切り替えた途端にバイクが曲げられなくなります。

この練習では、腕に頼らず、体全体でバイクを操作しているかを意識します。

無駄な力を抜き、リラックスした状態でバイクを操れるようになると、
コーナリングがより自然に行えるようになります。

ターンが安定してきたら、加減速を入れる

ウォーミングアップが進むと、ターンが安定してきます。

この段階では、少し加減速を加えることで、
さらにしっかりとバイクを回し込む練習をします。

ここでの加減速は、まだブレーキは使いません。

ターンを深く回し込むことで自然と減速されるので、
その減速分だけを補う程度の加速を行います。

最後に加速とブレーキで旋回半径をコントロール

ウォーミングアップの仕上げとして、
ブレーキも使いながら旋回半径をコントロールします。

この一連のウォーミングアップを通じて
バイクとの一体感が深まり、次のレッスンの完璧な準備ができるはずです。

まとめ

ウォーミングアップの大切さに気づくまでは、
ブレーキ練習の際もポジション探しから始まり、
ターン練習でもポジションが定まらずに終わってしまうことがよくありました。

しかし、ウォーミングアップの重要性を理解してからは、
各パートの練習開始時にポジション探しをすることがほとんどなくなり、
その結果、練習の密度がぐっと上がったと実感しています。

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