第1回:【美の問い】なぜ「完璧な美人」の画像に魂を感じないのか?

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美しさって、いったい何なんだろう。
そんなことを、ふと考えることがありました。

答えを探したくて、「美人」について少し調べてみると、
「人の顔は、平均に近いほど美しく感じられる」
という説によく行き当たります。

でも、「人の平均」って聞くと、
どこにでもいそうな顔にならないのかな?
そんな疑問も湧いてきました。

そこで試しに、AIを使って「平均顔」を生成してみました。

たしかに、整っている。
いわゆる美人、なのだと思います。
でも……なぜか、心が引っかからない。
そんな感覚が残りました。

AIが浮かび上がらせた「平均顔」の違和感

この違和感は、割とすぐに言葉にできました。

そもそも、「平均顔」って、現実にはほとんど存在しないんですよね。

輪郭も、目も、鼻も、口も、
すべてが平均値で構成された顔。
実際の人間は、どこかしらが少し尖っていたり、
強かったり、弱かったりします。

顎がやや鋭かったり、
目が少し大きかったり。
必ず、どこかにズレがあります。

だからこそ、
AIが作った平均顔は、
きれいではあるけれど、
どこか「物」のようにも感じられたのかもしれません。

生きている人から感じる、
あの独特のエネルギーが、そこにはなかったように思います。

個性を足すと、少しだけ「生きた感じ」が戻る

そこで今度は、
その平均顔に、あえて「個性」を足してみました。

・顎をもう少しシャープにする
・小鼻を少し小さくする

生成AIの限界もあって、
大きな変化は出せなかったのですが、
それでも、ほんの少しだけ印象が変わりました。

完全ではないけれど、
さっきよりは「人っぽい」。
そんな感じがしたんです。

たったそれだけで、
無機質だった顔に、わずかに体温が戻ったように見えました。が、
個性を与えた結果、画像は少しだけ生きた感じがありました。

美しさは「外側」だけでは完結しないのかもしれない

ここで、ひとつ思ったことがあります。

人を惹きつける美しさには、
単なる個性以上のものが、
どこかに宿っているのではないか、ということです。

それは、
知性だったり、
積み重ねてきた時間だったり、
その人なりの意志や姿勢だったり。

言い換えると、
内側からにじみ出るエネルギー、なのかもしれません。

個性だけを強調しても、
それだけでは、まだ足りない。

「個性を土台にして、
そこに生き方や考え方が重なったとき、
美しさになる」

今のところ、
私はそんなふうに感じています。

カメラ設定の「その先」にあるもの

この考えに行き着いたとき、
YouTubeやSNSで語られる撮影ノウハウに、
どこかピンとこなかった理由も、少しわかった気がしました。

シャッタースピード、
絞り、
ISO感度。

どれも大切ですし、
知っておいて損はありません。

でも、それだけでは、
本当に心に残る写真にはならない気がするんです。

まず「何を美しいと感じているのか」。
そこを自分なりに理解していないと、
設定だけ整えても、
写真はどこか空っぽになってしまう。

カメラの話は、
その「先」に続いている。
そんな気がしています。

この記事全部投げたら、こんな画像作ってくれた。AIってすごない!?

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