滋賀県・琵琶湖のほとりにある、ちょっと不思議な撮影スポット「湖北水鳥公園の水中木」。
水面にニョキッと立っている姿が、なんだか絵になりますよね。初めて見た時は「おおっ」となりました。
水中木はいつ行ってもフォトジェニックなんですが、一番の絶景タイムはやっぱり夕焼け! 空も水面もドラマチックに染まるあの瞬間を、カメラに収めたいですよね。

水中木は「夕方」にドラマが起こる!時間を味方につけよう
日中の水中木もいいですが、本気で「絶景」を狙うなら、夕方から夜にかけての時間帯が断然おすすめです。
狙い目は「日没のちょっと後」!マジックアワーを待て
夕焼けというと、太陽が沈む瞬間をイメージしがちですが、水中木で一番いい写真が撮れるのは、実は太陽が沈みきった後なんです。
この、空が青や紫に変化して、水面が鏡みたいになる時間帯を、カメラ好きは**「マジックアワー」**と呼びます。
- 日没直後〜30分: 空の色が劇的に変わる時間。このタイミングでシャッターを切りまくりましょう!
- 水中木がシルエットになって、水面に映るリフレクション(反射)がめちゃくちゃキレイに出ます。
せっかく行くなら、日没の1時間前には現地に着いて、準備万端でこのドラマチックな時間を待つのが鉄則ですよ!
夕焼けの「本気」を見るならこの季節!
空の夕焼けが一番濃く、クリアに見えるのは、空気が澄んでいる季節です。
個人的な体感として、晩秋〜冬(だいたい11月〜2月)は特に空気の透明度が高いので、夕焼けの色がグッと深くなります。もちろん寒いですが、その分、報われる景色が待っています。
水辺は特に冷え込むので、冬に行く場合はしっかりした防寒対策と、温かいコーヒーをお忘れなく!
風景写真をもっと面白くする!ちょっとした撮影のコツ
プロ級じゃなくていいんです。いつもの写真が「お!」と言われる一枚になる、簡単なコツをひとつ紹介します。
三脚があれば「水がシルク」になる!
もし三脚を持って行くなら、ぜひ「長時間露光」を試してみてください。
これは夕焼けで暗くなってきた時間帯だからこそ簡単にできるテクニック。手持ちじゃブレちゃうので、三脚がある人はぜひ!
シャッタースピードを長く(数秒とか)設定して撮ると、水面の波が消えて、まるでシルクのように滑らかなテクスチャになります。
「湖北水鳥公園 水中木」
「湖北水鳥公園 水中木」と言ってますが、実際の名称はわかりません。
この付近の湖岸一帯は、
水鳥が観測できるポイントで、このポイント近くにも駐車場があります。
場所
「道の駅 湖北みずどりステーション」から、徒歩で約12分(約1km)の場所です。
駐輪場・駐車場
「道の駅 湖北みずどりステーション」 から歩いている方が多いようですが、
実は、撮影ポイントの近くに駐車場があります。
撮影ポイントの南側、約600mのところに駐車場があります。
道の駅より、半分の距離です。
周辺は静か。それがいい!
周辺にオシャレなカフェやレストランは残念ながらありません。本当に「水中木」と「琵琶湖」しかありません。
でも、それが逆にこの場所の魅力。余計なものが視界に入らず、景色と写真に集中できる最高の環境です。撮影後の食事や休憩は、少し移動して琵琶湖沿いの街中で楽しむプランを立てるのがおすすめです。
まとめ
湖北水鳥公園の水中木は、ちょっとの工夫で最高の景色に変わります。
- 季節: 夕焼けが濃くなる晩秋~冬が特におすすめ。
- 時間: 日没後のマジックアワーを狙う!
最高の瞬間を狙って、気軽に足を運んでみてください!安全運転で、良い旅を!
ギャラリー

SIGUMA 24-105mm F4 DG OS HSM
F4 1/4000 24mm ISO 64

SIGUMA 24-105mm F4 DG OS HSM
F22 1S 105mm ISO 64

SIGUMA 30mm F1.4 DC HSM
F11 1/5 30mm ISO 100
以上、水中木の紹介でした。

