2015年8月11日(月)
「2nd中級スポーティライドチャレンジコース」に参加してきました。
朝から天気予報は一日中「雨マーク」。
「これは確実に降られるな」と思って、レインウェアを忘れずに準備。
天気が悪いと参加者も少なめになるだろうなぁ…と予想しつつ、会場へ。
オリエンテーション
今回は祝日開催ということで、本来なら定員は22人。
でも予想通り、集まったのは8人だけ。
やっぱり今年の夏は全体的に参加者が少ないみたい。
レッスン構成
ウォーミングアップ
今日のバイクも CB400SF。
相棒は「23号車」です。
今回のテーマは、前回チャレンジした「バンク角を深くする」。
そのときに感じた、“ターン後半でフロントタイヤがグッと巻き込んでくる感覚” を、もう一度しっかり再現して体に定着させること。
…とその前に、まずは軽く体をほぐしてウォーミングアップ。
やっぱり体が動かないと、バイクも素直に動いてくれないですからね。
ウォーミングアップ走行
まずは恒例の車両チェックから。
走り出してすぐに気になったのは、やっぱりフロントブレーキの効き。
最近どうもイマイチなんですよね。
ただ、前回のCB400SFでも同じ感覚があったので、どうやら車両の個体差じゃなさそう。
…ってことは、やっぱり自分の感覚や操作の問題かな? ちょっと気になるところです。
S字コース
次はS字コースでウォーミングアップを続行。
ここでは積極的に体を動かして、バイクをリズムよく倒していきます。
3速ギアのまま、できるだけブレーキは使わずに ―― 体の動きだけで曲げていくイメージ。
終盤はペースもけっこう上がってきて、いい感じに乗れてきました。
特に意識したのは、両腕の力を抜くこと。
ターン後半でステアリングの自然な動きを邪魔しないように心がけます。
すると、バイクが「グググッ」と回り込むみ、さらに寝ていく感覚。
まだ正直ちょっと怖いけど、そのぶんしっかり向きが変わっているように感じます。
ブレーキング
今回のブレーキング練習は「目標制動」のみ。
1発目から…思いっきりオーバー!
やっぱりフロントブレーキの効きが悪いように感じます。
そこで意識したのは、グリップエンドを握るくらい外側をしっかり持つこと。
ハンドルを外から握り込むことで、テコの原理が効いてブレーキ力が強くかけられるんですよね。
そのおかげで制動力はある程度稼げたものの ―― 今度はブレーキを抜くときにカクカクしてしまう。
「ゆっくりスムーズに抜いていく」って、頭でわかっていても実際はめちゃくちゃ難しいです。
ターン
今日はターン多めの時間配分。
前回いい感じだったターンの感覚を思い出しつつ、ターン後半でステアリングの動きを邪魔しないように意識します。
ただ、そのままだとちょっとふらつくので、ターンの速度も気持ち速めを意識。
すると…前回の感覚にかなり近づきました!
メインのインストラクターさんが後ろについて見てくました。
そして、続けて追走。
思わず「オカマ掘りそうになった^^;」なんてハプニングも(笑)。
インストラクターさん:「ターンの後半のどこが?」
私:「いや、いま調子いいんですよ(笑)」
前回は右ターンだけでしたが、今回は左ターンも同じように練習。
しかし、左ターンはうまくいかず、ここで一度休憩。
休憩中、コース外から見ていたインストラクターさんからアドバイスが。
「左ターンが窮屈そう。右ターンよりも、パイロンに寄るタイミングが早いね」とのこと。
アドバイスをもとに、パイロンの距離を意識しながら走ると、少しコツがわかったかも。
感覚的には、両腕で作った大きな輪っかで、パイロンの裏側を真横からすくうようにイメージすると、パイロンとの距離がちょうど良くなり、クルリと回れる感じ。
これがコツかも?
さらにサブのインストラクターさんからもアドバイス。
「バイクを傾けている時間をもっと短く!」
追走してみると、インストラクターさんは短時間でコンパクトにターンを決めていて、確かにこれができれば短い間隔での切り返しもスムーズにできそうです。
私の次の課題はまさにそこですが…でもその前に、ターン後半の感覚をしっかり仕上げることが最優先ですね。
パイロンスラローム
午後からは、いつもの直線パイロンスラローム、オフセットスラローム、ランダムスラローム、そして1箇所だけ8の字コース。
パート練習もOKなので、今回もオフセットスラロームをメインに走ります。
集中して、体とバイクのリズムをしっかり合わせていく時間です。
オフセットスラローム
前回はお昼休みを挟んだことで、午前中のいいイメージが飛んでしまいました。
でも今回は、「パイロンの裏側を真横からすくう」イメージがあるので、順調に走れます。
この「すくう」イメージのおかげで、自然と外側からアプローチする形になり、パイロンに寄りすぎることも減った気がします。
メインのインストラクターさんが後ろから追走。
アドバイスをもらいました。
「ブレーキはもっと奥でかけて」
オフセットスラローム
今回、バラバラに並べられたパイロンは苦手で、どうしても詰まり気味になってしまいます。
でもここでも、大きくすくうイメージで走ると、意外とスムーズにクリアできました。
ポイントは、かなり手前から仕掛ける感じになること。
早めに動きを作ることで、次のパイロンのアプローチに余裕ができます。
コーススラローム
お待ちかねの総仕上げです。
今回のコースは外周も一部使った、いつもとは少し違うレイアウト。
スタート直後のS字も、ウォーミングアップのときのように何度も続きます。
これはターンのいいトレーニング。
パイロンだけを回る練習とは、やっぱり全然違いますね。
メインのインストラクターさんが後ろから追走してくれました。
その直後、私もインストラクターさんを後追い。
ゆっくり走ってくれていると思うんですが、いつも以上に付いていけます。
でも、素早い切り返しでは一気に離され、明らかに待ってくれている感じ。
ほぼノンストップで、集中して走り込むことができました。
まとめ
今回のレッスンを振り返ると、ターンはかなりいい感じになってきたと思います。
ただ、まだ「これだ!」という感覚には届いていないので、もうしばらく深いターンの練習を続けようかなと思います。
その後の課題は、やっぱり素早い切り返し。
ここがしっかりできるようになれば、コーススラロームでももっと安定して走れるはずです。