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空気圧は300kPa! GEOLANDER X-AT LT285/70R17 【FJクルーザー】

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燃費について追記しました。
2022/9/23
タイヤの重さ実測しました。
2022/12/17

2022年5月からタイヤが1割値上げ!?

そんな話を聞き、
急遽4/末にタイヤ注文しました。

初めてのタイヤ交換

2014年4月から乗り続けて76,000km。
初めてのタイヤ交換です。

ホイールは、車を買ったときにRAYS TEAM DAYTONA FDXに入れ替えました。

インセットは+15、リムは8Jです。

ちなみに、今のDAYTONA FDXのインセットは、+20しか販売されていません。

私が買ったときは、+15と+25が選べました。

“BF Goodrich” or “YOKOHAMA”

せっかくタイヤを変えるなら、同じタイヤでは芸がないので、
ゴツゴツタイヤにしようと調べました。

BF-Goodrichのホワイトレター、かっこいいなぁ。
と思いながらググっていたら、
YOKOHAMA GEOLANDERにX-ATという新しい種類が追加されているじゃありませんか!

あ、これに決定!

265/70R17 → 285/70R17

じゃ、サイズはどうする?

265から285に広げても、アッパーアームの隙間は人差し指一本でなんとか干渉を避けられそう。

扁平率70%のままだと、外径が18mmアップ。
見た感じだと干渉しなさそうだけど、ググってみると、
フルロック付近で干渉している記事が多数。

悩んだ末、やっぱりオーバーサイズで行くことに。
干渉したら、その時考えよう!

で、見積もりはと…

工賃安くね?

お世話になってるディーラーで。
この価格。安くね?工賃。

静止状態では干渉なしなんですが…

結論から言うと、干渉しました(笑)。

ディーラーにも前もって伝えていて、
「干渉するかも」「どこか当たったら、考えよう」って。
(わたくし、いい加減ですねぇ)

タイヤ取り付け中は、ギリギリ干渉なしとのことだったので、
安心してディーラーを出発!

うんうん、問題ないですね。

しかし、ブレーキが伸びるような、
なんか重いなぁ。

自宅に到着後、車庫入れ中に、嫌な音が。

しかも、左側に切ったときだけ。

右側前フェンダー(ギリギリセーフ!)
左側泥除け(なんか傷ある)

上の写真は、左フルロックでの停止状態です。

停止状態ではギリギリ干渉していませんが、サスペンションが動くと干渉するようです。

ゴム製の泥除けの膨らみが当たっているので、このままで乗ることにします。

もともと前下がりの車なので、フロントだけでも車高を上げたほうがいいかなぁ。

LT規格タイヤについて

今回、LT285/70R17サイズのタイヤです。

この「LT」の部分ですが、ライトトラックの略で、バンや小型トラック用のタイヤを表しています。

バンや小型トラック用のタイヤは、乗用車用と異なり、「カーカス」と呼ばれるタイヤの強度部材の構造が頑丈に作られています。

そのため、タイヤの重量も重くなります。

今回履いたタイヤは、約10kgほど重くなっています。
しかも、カーカスの重量増加により、タイヤの外側が重くなっています。
それによって慣性力が上がり、ブレーキが伸びたように感じたのかもしれません。

空気圧は、300kPa

LT規格の空気圧設定について

カーカスの構造が頑丈になると、
カーカスに、十分な張力を与えるために、
高い空気圧が必要になってきます。

出店:BFGoodrichi のHP

上の表は、BFGoodrichのHPから拝借したプラドの換算表です。

この表によると、乗用タイヤの空気圧220kPaが、同じサイズのLTタイヤだと370kPaの空気圧にしなさいと読み取れます。

370kPaって、なんか怖い!

FJクルーザー用に計算

FJクルーザーの空気圧を計算してみました。

純正タイヤは265/70R17 115Sです。
このタイヤサイズの後ろに書かれている「115S」の「115」は、ロードインデックスと呼ばれ、タイヤの負荷能力を表す指数です。

空気圧別負荷能力対応表から、
指数115、FJクルーザーの指定空気圧220kPa
負荷能力は1120kgです。

GEOLANDER X-AT
LT285/70R17 121/118Qの負荷能力は、
ハイフローテーションタイヤやLTサイズタイヤに交換した場合の適正空気圧は?
で、調べられます。

出典:横浜ゴムHP


上の表から、300kPaで1110kgになるので、
空気圧は300kPaちょっとという計算になります。

そのため、空気圧は300kPaにしました。

ディーラーさんも「300kPaくらいかな?」って言っていたので、間違いないでしょう。

燃費について

2022/9/23 追記

タイヤ交換前の燃費は平均8.4km/l。カタログ値通りの燃費でしたが、タイヤ交換後の燃費は約7.2km/lに低下しました。

タイヤの重量が一本あたり10kg増えているため、燃費が気になっていましたが、やはり悪化してしまいました。

タイヤの重量

2022/12/17 追記

スタッドレスタイヤに履き替える際、タイヤの重さを実測しました。

純正タイヤ+純正スチールホイールの重さは約30kgだと聞いていました。

現在は、純正タイヤがないので、スタッドレスタイヤ+純正スチールホイールの重さと、ジオランダーX-AT+アルミホイールの重さを測ってみました。

結果は以下の通りです:

  • スタッドレスタイヤ+純正スチールホイール = 32kg
  • ジオランダーX-AT+アルミホイール = 39kg

そりゃ、燃費も落ちますわぁ。

まとめ

走行した感じに違和感はなく、至って普通のタイヤと変わりませんが、ダートタイヤ特有のロードノイズがほんの少しします。
昔乗っていたインプレッサのラリータイヤに比べれば、可愛いものですが。

慣れるまで気をつけたいのは、ブレーキの伸びです。
結構止まりにくい感じを受けました。

ノーマルサスでは無理かな?と思っていたオーバーサイズのタイヤが履け、ボディとのツライチ感も素晴らしく仕上がりました。

あとは、空気圧300kPaを忘れないように!


以上、FJクルーザーの
タイヤ交換のお話でした。

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