広告

今年最後のお稽古!「鈴鹿サーキット交通教育センター」#45

広告
この記事は約8分で読めます。
広告

2024/12/14(土)
「2ndスポーティーライドチャレンジ」

ついに2024年も最後のSTECになりました。
年末年始は何かと予定が詰まっているため、お稽古はしばらくお休みです。

12月に入り、例年より少し早く裏山が白くなりました。
その山の間を抜けながら、STECへと向かいます。

到着時の路面は、うっすらと湿っていましたが、
この調子ならすぐに乾きそうです!

受付を済ませた後は、今日のライディングウェア選びに悩みます。
冬用ジャケットにするか、それともいつもの装備にするか…。
でも、動き始めると汗をかきそうで迷うところです。

悩んだ末に、インナーはCW-Xのホットタイプを着用し、
薄手の長袖にプロテクター。
プロテクターの上に、いつものMTB用のジャージにしました。

CW-Xのインタートップスは、結構温かいんですよ。

オリエンテーション

紙のカルテが廃止されてから、今回が初めてのレッスンです。
まずは、テーブルの上に並べられたゼッケンを手に取り、QRコードをスマホで読み取ります。
画面に表示されたフォームに名前やゼッケン番号、今日の目標などを入力して、送信!

なので、
今日は何人の参加者がいるのかは分かりませんでしたが、どうやら定員いっぱいではなさそう。
周りを見渡すと、半分くらいは見覚えのある顔ぶれですね。

この時期に来るのは、本当にバイクが好きな人たちだけです。

インストラクターは、先日娘がお世話になった方と、もう一人は久しぶりにバイクのレッスンだ!と喜んでる方でした。

オリエンテーションは、2ndクラスに初参加の方がいなかったため、毎回恒例の説明は全カット!
この時期は路面が冷えるため、転倒者が増えるという話や、冷えたタイヤはグリップしにくいといった注意事項があり終了!

ウォーミングアップ

今日はあまり乗ったことがない、21号車のCB400SFにしました。

車両チェック走行

少し太陽が出てきて温かい感じですが、走り出すと風が少し冷たく感じます。
でも、体が温まれば問題ない程度です。

21号車のリヤブレーキペダルの位置が高めで、踏んでも止まらない。
でも、速度コントロールにはちょうど良い効き具合なので、
車両交換はしません。

S字コース

いつものようにS字コースを使ったウォーミングアップですが、今日はいつもよりペースが遅く、3速ギアが辛い!

今回の参加者の方々は、小回りを希望する方が多いようで、1速ギアでゆっくりとコース内をランダムに走ります。
個人的には、小回りばかりしたくないので、2ndクラスに来ているのに、これじゃまるで3rdクラスに近いじゃん!

でも、小回りしたい人はこれじゃないと思うんですけど…。

ブレーキング

1速ギアでゆっくり走ったせいか、ウォーミングアップどころか、体がすっかり冷えてしまいました。

ここからは、冬用ウェアに着替えて練習の続きです。

目標制動

距離の違う2種類のコースを使い、いつものように目標のパイロン横にフロントタイヤを合わせて止まる練習です。

リヤブレーキの効きが程よく甘いおかげで、ビタ止めを連発!
思い切ってフロントブレーキを握れる!
いつもはリヤブレーキが強すぎるんだなぁと。

ターン

次はターンの練習ですが、いつもとは様子が違います。
今回は、パイロン1本を回って終わりではなく、さらに2本のパイロンが追加され、5m間隔のオフセットスラロームを通って帰ってくるレイアウト。

「これ、3rdでやるやつじゃん…」
5mだから広めではあるけど。

今日は、2ndと3rdの間かぁ?

数本走ってみたものの、1速がいいのか2速がいいのかわからず、思わず常連さんに「どっちのギアで走ってます?」と聞いてしまいました。
(もっと雑な聞き方でしたけど…)

2速ギヤだと回転が落ちすぎる感じはあるものの、1速ギヤよりはスムーズに走れます。

しかし、右から入ると左右の動きはスムーズなのに、左から入って右左の切り返しになると、うまく走れません。

なんでだ?

そんな感じで、午前のお稽古終わり。


パイロンスラローム

パイロンスラロームの前に、アクセルワークの練習がありました。

「1速ギヤで走るのが練習になる」とのことで、全員で1速ギヤのままコースをぐるぐるとトレイン走行!

1速ギヤ縛り走行!

ゆっくり走るのかと思いきや、パイロンスラロームやオフセットスラロームのコースを、そこそこの速度で1速ギヤのまま走行!

これは、1速ギヤで走れるようになりたい私にとって、絶好の練習になりました。

ここで気づいたのは、アクセルはできるだけ全閉にしないこと。
全閉さえしなければ、アクセルを開けたときにガクガクしないんです。

アクセルの開け始めはもちろん気をつけなければいけないんですが、閉じるときも注意が必要だとわかりました。パッとアクセルを閉じてしまうと、車速が一気に落ちてしまい、車体の挙動もガクッと乱れてしまいます。

これを防ぐためには、アクセルをスムーズに閉じることが大事だと気づきました。
今までは「開け方」にばかり意識が向いていましたが、閉じ方も大事なんですね。

それでも、どうしても全閉にしてしまった場合は、ガクン!ガクン!の衝撃を覚悟して、バイクにしがみついて耐えるしかない。今回のところは(笑)。

直線パイロンスラローム

1速ギヤでのアクセルワークが良い練習になったおかげか、直線パイロンスラロームもいい感じで走れました。

いつものように3速ギヤでブレーキなしで走行していますが、今回は特にスムーズにこなせました!

ただ、油断すると破綻しますが…。

オフセットスラローム

前回か前々回、目線を先に送るタイミングを早めたことが良かったのか、そのいい感じが続いています。
しっかり体がイン側に入っているのも感じるし、今年最後の走行としてはいい仕上がりだったんじゃないかと思います!

ランダムパイロンスラローム

スタート直後の小さな切り返しがうまくできません。
この短い距離での左右の切り返しはどうしても苦手です。

奥から回り込んでいくラインを通れば、次のターンに余裕ができることは頭ではわかっているのですが、つい最短距離を狙ってしまうんですよね。

パイロンが1本

いつも、8の字コースを作ってくれる場所に、パイロンが1本だけポツンと。

しばらくすると、この1本のパイロンを回ったりして練習しているのを見かけ、私も飽きてきた頃にちょっとだけ。

前回、傾けながらのブレーキングの程度がわからないって話をしたら、いくつか練習のヒントをいただけたので、ちょっとお試しを。

まだ半信半疑なのですが、こんなことか?

ちょっと分かりづらいと思うんですが、活字化してみます。

3つのパターンで走ってみました。

はじめは、ターンの侵入を遅めにし、軽くブレーキングを行います。

バイクを傾けながら軽くブレーキングすると、減速と同時に旋回半径が小さくなります。
しかし、そのままでは意図したラインよりも内側に入りすぎます。
すると、ハンドルを押さえてバイクが曲がりすぎないようにコントロールし、無理やり走行ラインを修正してしまうのです。

うん、これはよくあるねぇ。

2つ目の方法は、少し速度を上げて、先ほどと同じように軽いブレーキングでターンに侵入します。
すると、思ったような減速できず、走行ラインが外側に膨らんでしまいます。
次に、この侵入速度のままブレーキングを強めにしてみると、狙っていた走行ラインにバイクが乗ってきます。

ここまでは、想定内。

最後に、さらに少し速度を上げて、ブレーキのタイミングを遅らせながら強めにかけてみると、バイクが思うように寝てくれなくなります。

おそらく、これが「バイクを傾けながらのブレーキング」の限界付近なのかもしれません。

コーススラローム

スラロームでしっかり体が温まりました。また衣装チェンジです!

今日のコースは…パイロンが多すぎ!

とはいえ、楽しいコースではあったのですが、ゴール前の距離のない左右の切り返しが、やっぱりうまく走れません。

距離のない左右の切り返し。
来年のテーマがみえてきたかぁ?

今回はとにかく走り込めました!

受講者のレベルが近い人が多いので、スムーズに回れる感じでした。
待機場ではエンジンを切ることなく、すぐにスタートできたのでかなり走り込めました。

最後の休憩後

インストラクーさんの追っかけです。

やっぱり、距離のない左右の切り返しでは引っかかってしましましたが、
アドバイスされたのはそこではなく。

メイン
メイン

ターンの侵入は、そこそこ速いスピードで入れているが、
そこから先が、そのスピードを生かせてない。

こんな端的な言い方ではないんですが。

メイン
メイン

少し、一定スピードの区間を意識するといいかな?

このアドバイスを受けて、ハッと気づかされました。

以前も「もっとタイヤを転がして」とか「スピードを落としすぎ」と言われたことがありましたが、そのときは「タイヤを転がす」ってどういうこと?とピンと来ていませんでした。

でも、今回は「一定スピード」という言葉がヒントに。

ブレーキの練習で、止まるときに徐々にブレーキを緩めたり、コーナーの侵入でのブレーキング操作について言われていたことが、頭の中で点と点がつながった感覚がありました。

実際に、ブレーキをかける範囲自体は変えずに、リリース開始のタイミングを少し早めてみたところ、スピードを落としすぎることなく、スムーズにターンできる感覚がありました。

これまで「フロントタイヤを転がして」と言われていたアドバイスの意味が、少しだけ理解できた気がします。

まとめ

今までは、カーブの侵入で減速し、立ち上がりで加速するタイミングを「点」で捉えていましたが、どうやら「ゾーン」で考えた方が良さそうです。

これまでは、あるポイントまで一気に減速して、そこから加速するイメージでしたが、徐々に減速を解いていき、徐々に加速に移行する感覚の方がスムーズだと気づきました。

この考え方なら、1速ギヤでの加速時にギクシャクしていた動きにも余裕が生まれて、もっとスムーズに走れるかもしれません。

…とはいえ、そう簡単にはいかないのは重々承知ですが。

おまけ

お稽古の帰りに、ディーラーに寄ってきました。

2025モデルのパニガーレ

ま、買わんけど(買えんのですが(;_;))

タイトルとURLをコピーしました