マフラーを交換したいけど、気になるのが「燃調」の問題ですよね。
実際、マフラーを変えると「セッティングが必要」と聞くけれど、
できれば出費は抑えたいし、近くにショップもない——そんな方も多いと思います。
今回は、SC PROJECT「SC1-R」マフラーを自分で交換してみた実体験をもとに、
「燃調は必要?」「実際どう変わる?」という疑問に答えます。
抜けのいいマフラーと燃調の関係
抜けのいいマフラーやフルエキに交換すると、空燃比が薄くなりやすく、
結果としてオーバーヒートやエンジン損傷のリスクがあります。
FI(フューエルインジェクション)車ではこのバランスが特にシビアです。
ただし、スリップオンで、排気抵抗がノーマルに近いものなら、
必ずしも燃調調整が必要とは限りません。
ユーロ4対応「SC1-R」マフラーの特徴
海外サイトのレビューを見ると、
「ECUチューンは必要ない」という意見が多くありました。
SC1-Rはユーロ4対応・キャニスター付きで、
ストレート構造ではないため、排気抵抗はノーマル相当。
つまり、FI制御がカバーできる範囲内の変化と考えられます。
実際にキャニスター付きマフラーを探すと、
この車両ではSC1-Rがほぼ唯一でした。
マフラー交換後のインプレッション
音質
ノーマルと音量はさほど変わりませんが、
低音が加わって重厚なサウンドに変化。
体感的には少し大きく感じますが、
近所迷惑になるほどではありません。
走行フィーリング
交換後は、低回転域のトルクが明らかにアップ。
慣らし運転の効果もあるかもしれませんが、
発進時の粘りが増した印象です。
燃調の不具合もなく、むしろエンストが解消しました。


SC1-Rは“安心して交換できる”スリップオン
価格はやや高めですが、
ユーロ4対応・キャニスター付き・音質良好と、
バランスの取れたマフラーだと思います。
🔧 燃調不要で交換できるスリップオンを探している方には、
SC PROJECT「SC1-R」は有力な選択肢です。マフラー交換のために買ったツール