ターンが安定しない…その原因は“目線”だった?『鈴鹿サーキット交通教育センター』#49

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2015年4月12日(土)、
「2nd中級スポーティライドチャレンジコース」に参加してきました。

今回のテーマは、ずばり目線!

「ターンのスピードが落ちてるのは、目線を送るタイミングが遅いからでは?」
そんな課題意識を持っての参加です。

オリエンテーション

スタートはいつも通りオリエンテーションから。
この日のレッスンは、私たちグループだけで開催されました(ラッキー!)

参加者は18人で定員割れ。
これからの季節、人気が出てくると抽選落ちもあるんですよね…。
実際、5月の連休レッスンは1枠しか取れませんでした。

インストラクター陣はいつもと違う顔ぶれも。
F1ウィークの関係か、シフトが変わったのかな?。

レッスン構成はいつも通り

  • ウォーミングアップ
  • ブレーキング&ターン
  • パイロンスラローム
  • コーススラローム

4月から時間の変更がありました。
昼休みが15分延長、レッスン終了も15分早まり、合計30分短縮されてます。

そのぶん、途中の小休止がなくなり、休憩は各自の判断になりました。

ウォーミングアップ

今回もバイクはCB400SF。

エア圧を調整し、バイクを並べに行きます。

そのタイミングでインストラクターさんから、今日の目標について聞かれました。

前回の反省から、「もっと早く目線を送れれば、ターン速度が上がるはず」と思ってるんですと話しました。

久々に担当してくれたインストラクターさんが、1周目からかなりハイペースで走り出します。
S字でのウォーミングアップも。けっこう速めで、最後は最後尾に追いついてしまいました(笑)

ブレーキング & ターン

連続ブレーキ

ここでも大事なのは目線

30km→10kmを繰り返すブレーキ練習では、速度を「気にしすぎないこと」が大切。
速度に気を取られて、スピードメーターとにらめっこすると、ふらふらするんですよね。

目標制動

今回は速度の指示なし。

気楽に走れて逆に良かったです。

ただ、ブレーキのかけ方が「速すぎる」との指摘。
フロントフォークがポンピングしているの見て言ってたようですが、
実際はABSが効いてただけでした。

ターン

「ターンが始まったら直ぐに先を見る!」を意識して、目標パイロンは“チラ見”程度に。

でもうまくいかない…。
侵入スピードが遅すぎるみたいで、
追いかけてきたインストラクターから「もっとスピード出せる」と指摘。

結局、いつものように“見たら突っ込む”走りのほうが、しっくりきたりして。

お昼休み

お昼は常連さんと一緒に。

食後はサーキットをぶらっと散歩。
パドックには入れなかったけど、「Honda RACING Gallery」でF1の展示を楽しみました。

3月から常設展示が「Honda F1挑戦の軌跡」になったみたい。

次回は一眼レフ持ってこようかな。

パイロンスラローム

この日は、直線スラローム×2、オフセット、8の字の構成。

直線パイロンスラロームは3速ギヤで流しつつ、オフセットでしっかり走り込み。
でもターンの感覚が戻らない…

8の字で確認すると、やっぱり後半でふらつく。
インストラクターさんから「体が内側に入ってない」と指摘。

走りながら試行錯誤するも、ふらつく時と良い時が混在。
ひねりの量や体の入れ方が毎回バラついてるようでした。

コーススラローム

今回は直線多めでスピード感のあるコース。
試走時は気持ち良かったけど、ペースを上げるとけっこう体力を消耗。

S字でふらつきも発生。インストラクターの追走でも大きな指摘はなかったけど、

「ターン中に一瞬待ってるとこあるよ。それ、なくしてみて」とサラッと言い残して次へ。(笑)

その後、ブレーキのリリースの速さに気づき、スパッと離すのではなくじんわり伸ばすことを意識。
前後のつながりは良くなったけど、旋回スピードに直結するほどではなかったなぁ。

レッスン後

レッスン後は常連メンバーとインストラクターさんを交えて雑談。

「バイクを自然に動かせていないときは、自分のポジションが悪い。
いいポジションが取れていれば、無理に抑え込む必要はない。」

このんな言葉が妙に響きました。

もうひとつの気づきは、「あまり考えすぎずに乗れている人ほど安定している」ってこと。

結局、バイクの動きに自分が合わせること。
これが一番大事なのかもしれませんね。

まとめ

今回のテーマは「目線」。
残念ながら、課題がスパッと解決したわけではありませんでした。

でも、そのかわりに次のヒントは確かに掴めた気がします。

「どこを見るか、いつ見るか」でターンの安定感は変わるし、
そこにポジション・ブレーキリリース・体のひねりといった要素も密接に関係していると実感。

次回は、このヒントを元に、もう一段階ステップアップしていきたいですね。

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