7701 SUPERTECH R2 × ProtoCore Leather Modelの街乗りでの使用感を詳しくレビュー!
STECでの使用を断念したこのブーツを改めて試し、
日常のライディングにどのように馴染むのかを検証しました。

履き方とフィット感
インナーブーツの装着
このブーツの最大の特徴は、スキーブーツのようなインナーブーツ構造です。
インナーを外さずに履く方法もありますが、私はインナーを外して履くことにしました。

レースを締めすぎると足首の可動域が狭くなるため、適度に調整。今後、締め具合の最適解を見つけていきます。

靴下の重ね履きも検討しましたが、まずはそのままの状態で試すことに。
アウターブーツの装着
アウターに足を入れるのは簡単ですが、ファスナーを閉じるのがやや難しいです。

アウターに足を入れるのは簡単ですが、ファスナーが閉じにくいです。
特にAlpinestarsのロゴ部分が引っかかるため、もう片方の手でブーツを押さえながら閉める必要があります。
アウター自体がタイトなので、ふくらはぎ部分のホールド感はかなりしっかりしています。
ふくらはぎが太めの方は、レーシングスーツと組み合わせるとかなり窮屈に感じるかもしれません。

裾の処理
今回は、エクスプローラジーンズの裾を外に出してみました。

広めの裾のライディングパンツは無理にブーツインせず、外に出したほうが快適。
RSタイチのライディングジーンズは裾幅が狭いため、ブーツインしても違和感が少ないです。
実際に街乗りで試してみた
足裏のフィーリング
ブーツを履いた瞬間に感じるのは、圧倒的なホールド感と剛性感。
ソールのねじれ剛性が非常に高く、しっかりと踏み込んでいる感覚が伝わります。
また、二重構造の割には足首の動きが意外とスムーズ。
リヤブレーキの操作性
STECでは、足首の固定感が強すぎてリヤブレーキを踏みっぱなしにしてしまうトラブルがありました。
しかし、今回はインナーブーツのレースを緩めているため、足首の可動域が広がり、ブレーキペダルの踏み加減が明確に感じ取れました。
ただし、普段のライディングスタイル(ステップに土踏まずを置きっぱなし)では、無意識のうちにリヤブレーキを引きずってしまう可能性があるため、足の位置を意識する必要があります。
シフトチェンジ
シフトアップ
ブーツの甲が厚いため、シフトレバーの下につま先を入れるには、
通常よりもしっかりと足先を下げる必要があります。
ライディングシューズとは異なり、足首の動きが制限されるため、
最初は違和感があるかもしれません。
しかし、ネット上のレビューによると、さらに硬いブーツも存在するとのこと。
この程度であれば、慣れの問題でしょう。
シフトダウン
シフトダウン時に、連続で操作を行うとスカッと空振りしてしまうことがありました。
思ったより足首が動いていないため、意識的にしっかりと動かす必要があります。
まとめ
7701 SUPERTECH R2 × ProtoCore Leather Modelは、
街乗りでも十分に使える高性能なブーツですが、
足首の角度調整やペダル操作に慣れるまでは注意が必要。
特に、普段ライディングシューズを使っている人は、最初のうちは違和感を覚えるかもしれません。
ただし、ブーツの高い剛性感とホールド力は、
長時間のライディングでも安定した操作を可能にしてくれます。
おまけ:停車時の落とし穴
このブーツの一番の問題点は、足首の可動域が制限されること。
もともと、私はつま先ツンツンでバイクに乗っているため、
足首を伸ばせないとどうなるか……。
「最初の信号で立ちゴケしそうになった!」
普段、どれだけ足首を使ってバランスを取っていたのかがよく分かる経験でした。

【関連リンク】 7701 SUPERTECH R2 × ProtoCore Leather Modelの詳細なスペック・機能については、以下の記事もご覧ください。