2021年の5月に「鈴鹿サーキット交通教育センター」に行き始めてから、
2年弱が経ちました。
これまでのレッスンで得たことや、感じたことをまとめてみました。
これまで
1stツーリングライドそして
2ndスポーティーライドを受講し続け、
バイク本来の動きを引き出すライディングを学んできました。
1stツーリングライドチャレンジ
最初の頃は、
セルフステアを引き出す為に、腕の力を抜く。
それは分かっているけど、出来ない。
下半身で、バイクをしっかりホールドすると出来る。
それも知ってるけど、ヤッパリ出来ない。
そんな運転レベルからスタートし、
1stツーリングライドを、二回受講し、
右のターンが曲がりにくそう
と言われたのを記憶しています。
この時は、1stを満足に走れれば、
街乗りやツーリングで、十分安全に走れる
技術が身につくなぁと感じました。
2ndスポーティーライドチャレンジ
ここでは、更に多くのことが学べました。
スポーティーライドを受講し続け、
姿勢、上半身の向き、先に仕掛ける先行動作。
そして、止まるだけじゃないブレーキの使い方。
文字にすれば、この4項目(姿勢、向き、先行動作、ブレーキ)を、
ひたすら身に付くように走り込んだなぁと感じています。
ひとレッスンで約30km走ったとして、
約20回のレッスンで、600km以上走り込んだことになるんですね。
倒し方の難しさ
私はスキー経験者なのですが、
スキーにおいても、ターンの始動が
最も重要でかつ難しいと考えています。
バイクも同じで、
ターン始動の良し悪しで、その後に影響が出てしまいます。
本やネットを見ると、
バイクの倒し方にいろんな方法があることがわかります。
基本は体重移動なんですが、
その方法は、ステップを踏む、
お尻の体重の乗せ方を意識、
腰から働きかけを意識、
逆操舵するなどなど。たくさん出てきます。
レッスンでも体重移動の方法は、
言葉を変え、たくさん教えていただきました。
いろいろと試行錯誤結果、
上半身を先に動かして外側の足でバイクを引き付ける
感じが、私の感覚です。
ただ切り返しが遅いようなので、
ターン半分くらいから次の動きを仕掛けています。
これを意識し始めてから、
インストラクターさんにも良いコメントを頂けるようになりました。
それと最近は、バイクを倒すことはあまり意識せず、
バイクの向きを早く変えることを意識しています。
この意識が、先に体を動かして、
バイクを引き付けるイメージになったと思ってます。
ブレーキング
バイクは、クルマと違って、
前後のブレーキを別々で操作できます。
もともとブレーキは、止まるためのものですが、
これを上手に使うことで、ターンの運動性能を
コントロールできることがわかりました。
リヤブレーキ
リヤブレーキを踏むことで、リヤサスの動きを抑えたり、
ターンで引きずることで、コーナリングを安定させるなど、
止まる以外での使い方が多いことに気づきました。
フロントブレーキ
ここ最近なんですが、
フロントタイヤがターン始動時にもっと使えそうと感じたので、
フロントブレーキのリリースのタイミングや残す量を変えたりしてます。
旋回性能は、上がったような感じはあるんですが、
実際のところは良く分かりません。
半信半疑が拭えない中、
いいタイミングで、こんな動画を見つけました。
この動画で、半信半疑が確信に変わりました。
直線スラローム
バイクを操るいろいろな要素が含まれ、
それを短時間で素早く切り替えるこの動きは、
まだ攻略できません。
今一番のテーマです。
身体つくり
身体つくりというと、なんだか大げさに聞こえますが、
でも、最低限の体力がないとバイクを自由に操作することはまず無理です。
私は、会社では終日机に座ってパソコンを触っている仕事で、
運動する日課はありません。
今までは体力も人並み以下、
身体の自由度も良くありません(特に右に向かない)。
しかも、生活習慣が悪いのか、
身体が歪みまくって、
頭痛持ちです。
STECに通い初めのた頃は、
レッスン終了前に頭痛がよく出てました。
この時期、体の歪みが頭痛の原因と分かってきた頃で、
頭痛軽減に効果がでてました。
頭痛を直す為から、
バイクに乗るために、整体院に通い(目的が変わってる)、
通勤でのウォーキング+αで、一日7000歩以上歩くようにし、
人並み程度の体力を付けました。
現在の体の歪みは殆どなく、気になるような頭痛も減り、
ライディングにおいては、右の曲がりにくさもほぼなくなりました。
これから
タイミングをみて、3rdテクニカルライドにチャレンジするつもりですが、
もうしばらくは、2ndスポーツライドチャレンジに通うつもりです。