「ライディングスクールって上手い人ばかりで、初心者が行っても大丈夫なのかな?」
「免許は取ったけど、正直まだ怖くてバイクに乗れない…」
そんな風に感じている方、多いと思います。
実は私も、初めてスクールに参加する前は不安でいっぱいでした。
でも心配ご無用。ほとんどのスクールでは、しっかりとレベル分けされたクラスが用意されていて、初心者でも安心して学べます。
ライディングスクールってどんなところ?
「ライディングスクール」と検索すると、以下のようなスクールが見つかります。
- KRS(Kawasaki Riding School)
- YRA(Yamaha Riding Academy)
- ナンカイライディングスクール
- Honda モーターサイクリスト スクール(HMS)
多くのスクールは全国各地で開催されており、自分の予定や場所に合ったものを探すのがちょっと大変。
また、自前のバイクでの参加が基本なので、移動だけでヘトヘトになってしまうことも。
だからこそおすすめしたい「ホンダのライディングスクール」
私が実際に通っているのが、ホンダのHMS(Honda Motorcyclist School)です。
HMSの特徴
- バイクはレンタルできるので持ち込み不要
- 週末開催が豊富で計画的に参加できる
- 専用コース完備で練習に集中できる
全国に5か所あり、上級まで学べるのは一部施設に限られますが、いずれも高品質な指導を受けられます。
開催場所 | クラス |
交通教育センターもてぎ | 初級~中級 |
交通教育センターレインボー埼玉 | 初級~上級 |
交通教育センターレインボー浜名湖 | 初級~上級 |
鈴鹿サーキット交通教育センター(STEC) | 初級~中級 |
交通教育センターレインボー熊本 | 初級~中級 |
ライディングスクールに行く2つの目的
1. 不安を解消したい人に
バイクは買ったけど、乗るのが怖い…。
そんな方には、初級クラスがおすすめ。
【こんな人に】
- しばらくバイクから離れていたリターンライダー
- レンタルバイクを借りたいけど、公道が怖い
- 免許取りたてで、練習の場が欲しい
実際に見学した印象では、インストラクターが丁寧に一人ひとりを見てくれているのが印象的でした。
2. スキルアップしたい人に
「もっとバイクを自在に操りたい!」
最初は不安解消のために通い始めましたが、気づけばスキルアップが目的に変わっていました。
鈴鹿サーキット交通教育センター(STEC)の魅力
私が通っているのは、鈴鹿にある「STEC」。
モンスターを買ったディーラーが近くにあることもあり、アクセスも問題なし(車で約2時間)。
バイク用品を車に積んで移動→スクールでレンタルバイクに乗るので、体力を温存できます。
昼休みは、隣接する遊園地でのんびり過ごすことも可能。
クラス紹介(STEC編)
🔰 初級クラス
タウンライドチャレンジコース
安心・安全にバイクに乗るための基礎を学ぶクラス。
不安を抱える初心者に最適です。
🏍 中級クラス(全3段階)
1st:ツーリングライドチャレンジコース
街乗りができる方の入口クラス。
バイクを“動かす”から“操る”へレベルアップ。
- ブレーキの安定感
- オフセットスラローム
- 最後に総合コースでの実践
私もこのクラスを2回受講しました!
初参加の方は、必ずここからになります。
2nd:スポーティライドチャレンジコース
2回目以降に受けられる、よりアクティブな中級コース。
- より高い速度域
- 小さなターン半径
- 運動量も大きく、1日で約30~50kmの走行
正直、今の私はこのクラスに四苦八苦中…!
3rd:テクニカルライドコース
STEC中級の最上位。
スポーティライドの受講経験がある方向け。
- フルロックターンの連続
- S字Uターン練習
- より実戦的な操作を追求
私はまだ未受講ですが、インストラクターに「そろそろどう?」とプレッシャーを受けてます(笑)
まとめ
ついつい「ライディングスクールって上手な人が行く場所じゃないの?」と身構えがちですが、実際に通ってみると、初心者からステップアップできる道筋がちゃんと用意されています。
実際のところ、教えてもらうのが上達への最短ルート。
スキーも我流よりスクールが上達の近道だったように、バイクも同じです。
「でも、クラス分けされてるって言っても、どれくらい違うの?」と思われるかもしれませんが、こんなイメージで考えると分かりやすいかもしれません:
- 1st(初級)=体験会
まずはバイクに慣れて、安心して乗ることから。怖い・不安を「楽しい」に変える入り口です。 - 2nd(中級)=サークル活動
楽しみながら技術を磨く場。少しずつ、でも確実にライディングの幅が広がっていきます。 - 3rd(上級)=部活モード
本気でバイクと向き合い、全身でバイクを操るトレーニング。気づけば汗だく。でも心地よい!
上のクラスに上がるにつれて、たしかに体力も必要ですが、運動不足の私にはちょうど良い「いい運動」になっています(笑)。
たしかに、スクールの参加費は安くはありません。
でもそれ以上に得られるものがあります。
それは安心感と安全なライディング技術。
楽しく安全にバイクライフを続けるために、ライディングスクール、心からおすすめです!