なぜ、水路閣の写真が“奥行きゼロ”に見えたのか?
そういえば、先日の水路閣の撮影。
CPLフィルター、ずっとつけっぱなしにしてたんですよね。
……特に意図もなく。
CPL(円偏光)フィルターって、反射を抑えてくれて、色も濃く出るし、
なんとなく「つけとけば正解」みたいな気がしてたんですけど、
ふと思ったんです。
本当に、ちゃんと理解できてる?
チャッピーに聞いてみた
というわけで、またチャッピー(ChatGPT)に聞いてみました。
「CPLって何してるんだっけ?」
→「特定の方向の光(偏光)だけを通して、反射をカットしてるよ」
「え、じゃあ光を“選別”してるってこと?」
→「そう。だから空気中の散乱光や水面の反射も抑えられるけど、
逆に言うと、“光の情報”が減るとも言えるね」
あの一枚を、思い出した
……あ!
思い出した。
水路閣の下で撮ったあの一枚。
なんかこう、奥行きがなくて、スタジオみたいに見えたんです。
不自然にフラットで、ジブリ背景っぽいというか。
あれ、CPLで光を整理しすぎてたからなんだ……!
絵画の中にあった、“吸い込まれる感覚”
で、そこからまた思い出したことがあるんです。
オランダで見たルーベンスの絵。
あのときの「吸い込まれる感覚」、いまだに忘れられなくて。
あれも光だったのか? 空気だったのか?
チャッピーに聞いたら、こう返ってきました。
たぶんそれ、光と影の設計がすごいんだと思う。
奥行き・重なり・明暗・空気感、すべてが計算されてる絵画って、限られた面積の中で“空間”を表現するから、
光のコントロールはむしろ写真以上に重要かも
写真の勉強に、美術館へ行こう
なるほどな〜と思って。
というわけで、思いました。
写真の勉強に、美術館行こう。
そうだ、美術館行こう。
京都市京セラ美術館か京都国立近代美術館がわりとすぐ行けるし。
“空気を描く”ってどういうことなのか、
ちゃんと見てこようとかな。