「もっと速く曲がる」って、どういうこと?
先日、鈴鹿サーキット交通教育センターのバイクレッスンを受けてきました。
インストラクターの後ろを走ったのですが、ついていけず。
その後の会話でこう言われました。
「つま先、何回擦りました?」
私:「擦ってません」
「私は毎回擦ってましたよ」
つまり、私のバンク角が足りていないということ。
その後も、バンク角を意識しなかった
インストラクターから「バンク角が浅い」と指摘されたあとも、正直なところ、私はあまり意識しませんでした。
というのも、バンク角に意識を向けすぎると、他の操作──目線やブレーキ、アクセルワーク、走行らいいが崩れてしまうと感じたからです。
なので、後で温泉でゆっくり考えました。
バンク角は、結果である
理屈としてはこうではないでしょうか。
- バイクは立ってるより寝かせたほうが曲がる
- より速く曲がるには、より強い旋回が必要
- より強い旋回をするには、遠心力(旋回G)に耐える必要がある
遠心力が強くなる条件は?
→ 速度が速い、もしくは旋回半径が小さいとき
つまり、
強いGに耐えるために、バイクは寝る。バンク角はその結果なんだと考えました。
じゃあ、次は何を意識する?
私の今の走行ラインはそんなに間違ってないハズ。
ラインが正しいとすれば、変えるべきは速度。
そして体の使い方。
具体的にはこうです:
- 飛び込みの速度を「ほんの少し」だけ上げる
- 同じラインをキープしつつ、外に膨らまないように走る
- 強くなる遠心力に備えて、体をもっとイン側に送り込む
- 高い旋回Gを、怖がらず受け止めてみる
まとめ
- バンク角は「速く曲がるための結果」
- 意識すべきは「旋回速度」と「旋回半径」
- それに耐える体制として、**体の重心移動(内側へ)**が必要
次回のレッスンでは、
「ほんの少し速く」「絶対にラインを外さない」「体をもっと内側に入れる」
この3点を意識して走ってみたいと思っています。