バイクの操縦がうまくいかない…そんな時、マシンじゃなくて“自分の身体”を疑ったことはありますか?
今回のテーマは「ライダーの身体」。
バイクの性能を活かしきれない理由、それ、実は“体の歪み”かもしれません。
バイクに真っすぐ乗ってるはずなのに、傾いてる感覚?
わたしは学生時代からずっと、バイクにまたがっていても
「なんだか左に傾いている」ように感じていました。
鏡の前に立ってみてびっくり。
- 左肩が上がっている
- 骨盤が左を向いている
- 右足が少し前に出ている
これが、私の“真っすぐ”だったんです。
その結果、左カーブは得意でも右カーブは苦手。でも当時は「そんなもんか」と流していました。。
頭痛の原因も、体の歪みだったかも?
話は少しそれますが、わたしは偏頭痛持ちでもありました。
年齢とともに悪化し、仕事を休むこともありました。
いくつもの病院に通っても、結局は「ストレス」「加齢」と片づけられ、ロキソニンで終わり。
そんなとき、ネットでふと目にしたのが
「身体の歪みと頭痛の関係」という記事。
半信半疑で近くの整骨院に行ってみると、案の定「かなり歪んでますね」とのこと。
通っていくうちに、偏頭痛の頻度が激減し、身体も軽くなってきました。
リターンライダーになって、整体の効果を再確認
体調が整い始めた頃、DUCATI MONSTERを手に入れてリターンライダーに。
そして、STEC(鈴鹿サーキット交通教育センター)のレッスンにも参加。
しかし、また体調が崩れ、偏頭痛も復活。
今度は頭痛専門の整体院に通うことにしました。
体調に合わせた施術を受けるうちに、明らかに体が楽に。
そしてある日、気づいたのです。
「あれ?右カーブ、苦手じゃなくなってる?」
【重要】バイクの1/4はライダーの体重!
たとえば、
- DUCATI MONSTERの車両重量:約200kg
- 自分の体重:約65kg
→ 合計:約270kg
つまり、ライダーはバイクの約1/4を占める重量物。
そして、バイクの動きはライダーの重心・動作によって変わる。
その“1/4の部品”が歪んでいたら、
バイクが左右同じに動けるわけがないんです。
動かせない?いや、そもそも動いてなかった
STECのレッスン中、インストラクターの指示通りに右へ体を動かそうとしても…
- 右に体をひねれない
- お尻を右にズラせない
- 右側で荷重をかけられない
努力では解決できない感覚。
自分の身体が“動かない”という現実を知りました。
そして整体で体を整えることで、
- 自然に右へ体を向けられる
- 荷重も無理なくかけられる
ようになったのです。
自分の体、鏡でチェックしてみませんか?
バイクのメンテナンスはしてるけど、自分の体はどうでしょう?
▶ 簡単なチェック方法
- 目を閉じて鏡の前に立つ
- 目を開けてつま先が左右対称か確認
- 肩や骨盤の傾きがないか観察
わたしは、
- 右足が前に出ていた
- 右肩が下がっていた
つまり、体が“左向き”だったんです。
【結論】身体の歪みを整えると、バイク操作も変わる!
これはあくまで個人の体験談です。
ただ、私の場合、整体に通ったことでライディングが変わったのは確かです。
右カーブが苦手 → スムーズに
右に荷重をかけられない → 自然に体が動く
操作感が左右で違った → フィーリングが均等に
バイクの整備と同じくらい、ライダー自身の整備=体のメンテナンスも大事かもしれません。
【まとめ】バイクがうまく曲がれない原因は、あなたの体かも?
「調子が悪いな…」と思ったら、まず自分の身体をチェックしてみてください。
- 体の歪みがあると、左右で同じようにバイクを操れない
- 整体で整えると、自然と動きがスムーズになることも
- ライダーの体は、バイクの部品の一部!
壊れた部品のまま走るより、ちゃんと整えて乗った方が、安全で楽しい。
ぜひ、鏡の前でチェックしてみてくださいね。